「主君のご威光を借りる法」の一項で「家来に権威を盗まれる主君の損失」に続くものである。
《奉公をする武士としては、以上のような点を十分に考えて、主君からご信頼をいただき、目をかけて下さるようなときにこそ、ますます慎重な態度を取り、心のおごりをおさえて、何よりも主君の御威光がますます照り輝くことだけを願うようにすることが大切である。昔の言葉にも”忠臣は君あることを知りて、わが身のあることを知らず”とあると聞いている。もし、そのときの事情から、主君のご威光をお借りするような場合があっても、いつまでもお借りしたままにせず、なるべく早くお返しすることである。くれぐれも、あれは主君のご威光を盗んだなどといわれることがないよう、気をつけなければならない。》
威儀を正すことが世間の要である。威儀は意義に通じる。
偽装と儀装の差は・・・。威信と以心と維新の底流にあるものは・・・。
仕事は仕組みと仕来りに従うのである。
忠孝二つの道を説く武士道においては”忠臣は君あることを知りて、わが身のあることを知らず”の以心で仕事するのである。
分に過ぎることのないように慎むように誡めている。
要するに〈滅私奉公〉を説くのであるが、慎重に心を働かせなければ、おごり高ぶることになる、心を働かせ、増長・傲慢に陥らないよう気をつけろというのである。
《〈おごり〉も、「驕り、奢り、傲り」の別がある。その違いはどこにあるのだろうか。確認しておくとよい。
『大字典』によれば、
《「驕」は恣也・傲也・自矜也、高ぶりて横柄なること。衣服飲食のオゴリにあらず。畢竟心についていう。「奢」は身上にかかるオゴリ也。張也又侈也と注す。物事に華美に、僭上すること。倹に対す。侈は泰也・好廣也・ワルゲナクユッタリトセル貌。位高ければ自然に横柄に、知行多ければ自然にユタカなること。汰は滑とも過るとも読む字、奢汰・汰虐と連用し、シマリナク、オゴリ過ぎてヤリッパナシなること。「傲」は慢也・鋸也・倨也と注し、何とも思わず横柄高慢にて、タカブルこと也。侈は憎からず傲には憎き意味あり。》
忠孝二つの道を説く武士道においては”忠臣は君あることを知りて、わが身のあることを知らず”の以心で仕事するのである。
分に過ぎることのないように慎むように誡めている。
要するに〈滅私奉公〉を説くのであるが、慎重に心を働かせなければ、おごり高ぶることになる、心を働かせ、増長・傲慢に陥らないよう気をつけろというのである。
《〈おごり〉も、「驕り、奢り、傲り」の別がある。その違いはどこにあるのだろうか。確認しておくとよい。
『大字典』によれば、
《「驕」は恣也・傲也・自矜也、高ぶりて横柄なること。衣服飲食のオゴリにあらず。畢竟心についていう。「奢」は身上にかかるオゴリ也。張也又侈也と注す。物事に華美に、僭上すること。倹に対す。侈は泰也・好廣也・ワルゲナクユッタリトセル貌。位高ければ自然に横柄に、知行多ければ自然にユタカなること。汰は滑とも過るとも読む字、奢汰・汰虐と連用し、シマリナク、オゴリ過ぎてヤリッパナシなること。「傲」は慢也・鋸也・倨也と注し、何とも思わず横柄高慢にて、タカブルこと也。侈は憎からず傲には憎き意味あり。》
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