「兵法の修行は徹底的に」の一項で「生兵法は大害をもたらす」へと続くものである。
《武士の心がけとして、たとえ小身の者であろうとも、しかるべき軍学の師を選んで兵法の教授を受け、軍法戦法の奥義に至るまでを詳しく心得ておくことが大切である。人によっては、小身の武士が軍学を学ぶなど不相応なことなどというかもしれないが、それこそ非常な心得違い、考え違いというものである。なぜならば、古来から一国、一群の大名と仰がれ、名将と呼ばれた人たちの中には、いやしく貧しい境涯から身を起こして、大業を遂げられた方がいくらもおられるのである。してみれば、今後といえども、小身の武士の中から立身して、一方の将となるほどに出世する者がないとはいえない。それであるから、現在は小身であっても、大身にふさわしい智と徳とを身につけておきたいものだというのである。》
名誉ある働きをすることと、立身出世することは表裏一体である。
今は小身の武士であってもやがて大身となって応分の働きが求められるようになる。
だから《小身の者であろうとも、しかるべき軍学の師を選んで兵法の教授を受け、軍法戦法の奥義に至るまでを詳しく心得ておくことが大切である。人によっては、小身の武士が軍学を学ぶなど不相応なことなどというかもしれないが、それこそ非常な心得違い、考え違いというものである。》という。
要するに、智と徳は分を越え、求めらるものということである。
智徳を積むと功徳が顕れると考えた。
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