2011年2月23日水曜日

"みち"と"ミチ"

"みち"とは、何か。
"みち"は未来に続く、いまだ知られない"未知"のものである。未知を訪ね、知を獲得することが"人の道"なのであろうか
新幹線、高速道路が整備されている。新たな空路、海路が整備されている。技術革新・情報化・国際化は新たな"ミチ"を切り開いている。"ミチ"は便利で経済的なところでのみ整備される。
"みち"が"ミチ"に変化し、近代化が進む。
"みち"は"ミチ"によって駆逐される。
"良貨"が"悪貨"によって駆逐されるように・・・

"みち"を明らかにしたい。

「前途洋々」とは、"前にあるみちはひろびろとしている"ということでしばしば青年期の人たちに適用される言葉である。その青年に向けて「青年よ大志を抱け」とクラークはいった。
"みち"と大志とはどのように関係するのであろうか?

われわれの歩む"みち"は明日に続くものなのか

みちには、道、路、途、径が当てられる。さらに術、行もミチと読まれ、用いられた。
「字源」には、次のように解説されている。
  道は天下の大道筋、唐の十道、本朝の七道の類、往還なり、大小に通じてその用広し。
  路も大小に通ず。宋の二十三路は大ミチ、小路、山路は細きミチなり。
  途は小道なり。
  径はホソミチなり。山ミチあるいは庭中のミチ等いう。コミチと訓ず。チカミチを捷径という。
  行はアルクミチスヂということ。詩経に行露とかきミチの露とよむ。
  術は邑中の道也と注す。
  途と路とは行いのミチに仮用することなし。
  道は行いのミチ、シカタ等にいう。・・・道というは、仮りてその筋々についていうなり。
  術はその仕方・道筋・手だて・行う方法なり。

また、"広辞苑"は次のように解説する。
  道:頭を進行方向に向ける。人の通るみちの意。
  ①通りみち。「道路・道中・沿道・歩道・水道・赤道・鉄道」
  ②すじみち。宇宙を支配する根源的な真理。条理。「道徳・道理・王道・邪道・没義もぎ道・武士道」
  ③神仏の教え。「神道しんとう・得道・伝道・道心」。特に、老子・荘子を祖とする教え。
「道家・道教・道観・道士」

  ④やりかた。専門の技芸・理論。「道具・芸道・茶道・柔道・斯道」
   (用例)
   悪道・易行道・沿道・羨道・横道・王道・陰陽道・海道・街道・華道・歌道・花道・間道・気道・軌道・
   旧道・弓道・求道・行道・魚道・芸道・外道・剣道・権道・坑道・香道・黄道・公道・国道・極道・
   悟道・索道・参道・山道・桟道・色道・士道・師道・斯道・私道・車道・邪道・修道・柔道・衆道・儒道・
   入木道・唱道・常道・成道・食道・書道・神道・新道・人道・水道・隧道・政道・正道・赤道・世道・
   岨道・大道・弾道・地道・茶道・中道・鉄道・伝道・天道・東道・同道・得道・難行道・入道・尿道・
   女道・農道・覇道・半道・非道・貧道・仏道・婦道・武道・無道・報道・舗道・歩道・本道・魔道・
   没義道・吏道・糧道・林道・六道・聞道


  径:二つの地点を結んだ真っ直ぐにつないだ近道
   (用例)
   口径・小径・捷径・石径・鼠径部・長径・直径・半径・蘿径


  途:(目的地までの)長くのびた道
   (用例)
   一途・官途・帰途・三途・仕途・使途・首途・征途・先途・前途・壮途・中途・長途・半途・費途・別途・
   方途・冥途・目途・雄途・用途


  路:目標に至るために経由すべき所(足で連絡するみちすじの意)
   (用例)
   隘路・悪路・一路・迂路・駅路・遠路・沿路・往路・回路・海路・街路・活路・棘路・帰路・岐路・空路・
   径路・経路・血路・険路・航路・行路・語路・順路・捷路・進路・針路・水路・世路・線路・走路・退路・
   直路・通路・鉄路・電路・当路・道路・難路・坂路・販路・復路・返路・遍路・末路・冥路・迷路・要路・
   陸路・理路



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